楽天スカウト部長が高評価した都市対抗のドラ1候補

2022年08月02日 07:00

[ドラフト会議情報局2022 - 楽天]

抜粋

サンスポwebsiteより (source)
社会人野球の最高峰、都市対抗野球はENEOSが9年ぶり12度目の優勝を飾り、幕を閉じた。MVPに相当する橋戸賞は決勝の東京ガス戦で放った同点3ランを含む4本塁打をマークしたENEOS・度会隆輝外野手(動画)が受賞した。

過去、橋戸賞受賞者がプロに進んだ例は多いが、度会は横浜高卒2年目で、ドラフト対象には来秋からとなる。

「度会は楽しみだが、その年の補強ポイントと合致するかどうかがあるので、今の段階では何とも…。ただ、高校の時(志望届提出も指名漏れ)より体が大きくなったし、パワフルに振れるのは魅力」。楽天・後関スカウト部長はこう期待を寄せる。

それでは橋戸賞受賞者よりも注目されていたのは誰か? スカウトから1位候補かどうかとチェックされていた中で、東芝の吉村貢司郎投手(動画)東京ガス・益田武尚投手(動画)の両右腕の名が挙がった。

「一つの大会でいい投球をしていても(プロは公式戦144試合で)そのための即戦力かというと、予選を含めた複数の大会での投球を見てトータルで考える。吉村の今季は、春先から安定感が見られる」と楽天・後関部長

以前にも指摘されていたが『即戦力投手』とは、(1)ローテーションの一角を担える、(2)抑えとしてクローザーを任せられるか-が大きなポイント。その要素として球速、三振が取れる変化球、そして打者を見ての対応力などが求められるわけだ。

最速153キロ、社会人3年目の吉村は「欲しいならドラフト1位でないと無理」と見る球団があり、同じく最速153キロで、同2年目の益田は上位候補として評価されており、この後の投球が注目される。



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