小川哲平(作新学院)に4球団、楽天が高評価
2024年07月18日 07:12
抜粋
7/18、スポーツニッポン9面より | 小川哲平(作新学院高・投手) 183cm・右投右打・動画 |
作新学院に新たな直球伝説が生まれた。「怪物」江川卓が数々の伝説を刻んでから半世紀。背番号1を受け継ぐ小川哲(動画)は直球を投げ続けた。自己最速タイの147キロをマークするなど、初球から3回途中まで実に29球連続。「初回から強い、迫力のある球が投げられた」と胸を張った。
相手校の栃木ベンチから各打者に「真っすぐ一本!」、「変化球はない!」と指示が飛んだが、お構いなしだ。1メートル84、95キロの右腕は脱力したフォームから常時140キロ超の直球で押し、6回まで変化球はわずか2球だけ。異例の配球にも「自信があったので」と余裕の表情を浮かべた。
7回からは96キロを計測した緩いカーブも駆使。この日最速との球速差は51キロもあった。9回2死からは146キロ直球で空振り三振。「最終回まで球速が落ちず、上がっていくような感じで投げられた」とうなずいた。
100球未満で完封する「マダックス」を大きく下回る83球の「超マダックス」。6三振にとどまったが1安打と隙なしの投球だった。
今春選抜では神村学園(鹿児島)との初戦に先発し、5回4失点で敗れた。大会後は球威アップに取り組み、横振りだった体の使い方を修正。「上からボールをつぶすイメージ」という縦振りに変え、快投を呼んだ。
ネット裏では4球団8人のスカウトが視察した。楽天・後関昌彦スカウト部長は、ストライク率81%を記録した制球力に着目。「ストライクで打たせることに徹している。高校生の中で良い投手ですね」と評価した。
唯一無二の直球を武器に甲子園を沸かせた「江川スタイル」で、好発進した小川哲。「これからも引っ張って絶対、甲子園に行きたい」と決意表明した。
(7月17日 栃木大会2回戦 作新学院 3―0 栃木)
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